新緑(しんりょく)の舞踏会(ぶとうかい)
皆様、ゴールデンウィークは、いかがお過ごしになられましたか?
私は、「駒ケ根パノラマ愛の家」で行われた、淀橋教会の合同キャンプに参加しました。老若男女75名の参加がありました。普段は、顔を合わせても挨拶程度しかしたことのなかった人たちも、グループごとの分かち合いや寸劇発表などのおかげで、互いに知り合うことができたようです。皆さん、実に、有意義な、かけがえのない時を過ごせたようで感謝でした。大阪のAFCC(アガペー・ファミリー・ケア・センター)チームも6名参加してくださいました。
中央アルプスと南アルプスの2つのアルプスに囲まれる美しい長野県駒ケ根市にある「駒ケ根パノラマ愛の家」は、淀橋教会のブランチ教会でもあり、各宣教会、家族、個人で自由に休暇を楽しめる「心の故郷」のような場所です。
大自然の中、ただ草の上に寝転んでるだけでも、なんとも言えない「そよ風」や鳥のさえずりに癒されます。
5月は山菜の時期でもあります。フキ、わらび、タラの芽、ウド、コシアブラ、菜の花、筍(たけのこ)・・・美味しいものが敷地内でたくさんとれます。
新鮮な自然な山菜の味は「田舎」でしか体験できません。
良かったら是非お立ち寄りください。
さて、そんな素敵な駒ケ根での生活を思い出しながらポエムを書いてみました。
G.サーバント
何とみずみずしいことか。
万物が輝いて見える。
五月の眩(まぶし)い光を浴びて、
新緑の山々が踊っている。
時折、思い出したように
そっと吹き寄せる五月の風が、
いとし子の頬(ほほ)を撫(な)でる
やさしい母の手のように、
わたしの頬を撫でてくれる。
いま去って行ったそよ風が、
次に向いの菜の花畑を訪ね、
さらに向こうの緑の森をも訪れ、
楽しげに戯(たわむ)れている。
風にそよぐ木々の小枝。
五月の光を浴びて
きらきら輝く緑の木の葉。
小鳥たちも共に喜び歌い、
新緑の森の舞踏会が始まった。
残雪を頂いた美しい山々、
一望する雄大なアルプスの峰々。
その上に澄んだ青空が広がる。
その麓(ふもと)で新緑の舞踏会が続く。
おお、何と幸いなことか!
新緑の舞踏会に招かれた人々よ。
そこには創造主の愛と恵み、
生命と力が満ち溢れている。
ここですべての者が癒される。